商品レビューは、買う人が選ぶときの大きな手がかりになります。そのため、悪意のある競合や、思いがけない第三者から、不正なレビューが書き込まれることがあります。たとえば、うその内容や、規約に反する内容のレビューです。そのままにしておくと、商品の評価が不当に下がるおそれがあります。それだけでなく、レビューを操作していると疑われて、アカウント停止につながるおそれもあります。
不正なレビューを見つけたら、まず確かめてほしいことがあります。それは、そのレビューがAmazonのカスタマーレビューガイドラインに違反していないか、ということです。たとえば、商品と関係のない内容、悪口や中傷、関係者による自作自演が疑われるレビューなどです。こうしたレビューは、削除をお願いする対象になることがあります。
削除のお願いは、そのレビューのページにある「報告」機能から行うのが基本です。ただし、「評価が低くて困る」というだけの理由では、削除の対象にはなりません。ですから、どのガイドラインに違反しているのかを、はっきり示して報告しましょう。
レビューの操作を疑われてアカウントが停止された場合は、次のように対応するのが基本です。まず、不審なレビューのアカウントの一覧や、投稿されたタイミングを整理します。そのうえで、自社が意図して依頼したものではないことを、客観的に説明します。過去に外部の代行業者やマーケティング会社と契約していたなら、その契約の内容も確認しておきましょう。相手がどんな方法を使っていたかも、あわせて調べておく必要があります。契約先がしたことでも、自社アカウントの責任として扱われるおそれがあるからです。
予防のためには、レビューを集めることが目的の外部サービスを、慎重に選ぶことが大切です。「レビューを増やします」という営業を受けたときは、その方法がAmazonの規約に沿っているかを、必ず確かめてください。少しでもはっきりしない点があれば、契約を見送ることをおすすめします。
規約に沿ったレビューの集め方には、Amazon公式の「早期レビュー人プログラム」があります。また、購入してくれた方にフォローアップメールを送り、自然な形でお願いする方法もあります。近道を求めて規約に反する方法に手を出すより、地道に信頼を積み重ねるほうが、長い目で見てアカウントを守ることにつながります。
関連事例
- レビュー操作の疑いで出品停止。第三者関与の証拠提出で復活。 (出品者・復活)