1分で、いまの状況を整理見てみる
停止の仕組みと基礎知識

Amazon売上金は90日で振り込まれる?停止後の留保の実態と考え方

90日で必ず振り込まれるわけではない理由

インターネットでは「停止から90日たてば、売上金が自動で振り込まれる」という話を見かけることがあります。この情報は、まるっきり間違いというわけではありません。ただ、「必ず90日で入金される」ということではなく、状況によっては売上金が止められたままになることも実際にあります。

90日というのは、Amazonの規約の上で、売上金を止めておく期間の目安として語られることが多い日数です。ただ、アカウントにまだリスクが残っていると見られている場合は、90日を過ぎても止められたままになることがあります。とくに、停止が解除されないまま日にちだけが過ぎている場合は、その傾向が強くなります。

売上金が止められる期間が長引きやすいのは、たとえば次のようなときです。①停止の理由そのものが解消されていない、②まだ処理されていない返金や返品が残っている、③停止の理由がいくつも重なっている。反対に、停止が解除に向かっているときや、ひとつひとつの注文のトラブルがすべて片づいているときは、比較的スムーズに解除されることもあります。

「90日たっても入金がない」となると、多くの方が「もう戻ってこないのでは」と不安になります。そんなときは、まず「いまアカウントの停止がどんな状態か」を確かめてみましょう。アカウントを復活させる動きと、売上金を受け取るための動きは、同じタイミングで片づくとは限りません。そのため、両方を並べて整理していく見方が必要になることがあります。

売上金が止められている状況は、セラーセントラルの支払いレポートで確認できる場合があります。まずは、いま止められている金額と、理由として表示されている内容を、正確に把握するところから始めてみてください。表示されている情報だけでは判断がつかないときは、カスタマーサポートに直接問い合わせるのもひとつの方法です。

「90日ルール」という言葉だけがひとり歩きして、「待っていれば自然に解決する」と考え、ほかの対応を後回しにしてしまうのは避けたいところです。90日はあくまで目安です。アカウントの問題を自分から解決していく努力と、あわせて考えるようにしましょう。

売上金が止められる期間が長引きそうなときは、お金のやりくりにどのくらい影響が出るのかを、早めにつかんでおきましょう。必要であれば、事業の運転資金の計画を見直すことも考えてみてください。売上金の回収に時間がかかることを前提にして、ほかの資金の調達手段を用意しておくことも、リスクに備えるうえで大切です。

この記事について

Amaケア編集部がまとめた一般的な情報です。運営者は、Amaケアを始める前から、Amazonのアカウント停止のご相談に個人として向き合ってきました(年に70件ほど)。Amazonの手続きや画面は変わることがあるため、最新の公式情報もあわせて確認してください。個別の結果を約束するものではありません。