Amazonから届く通知の中には、「アカウント停止」ほど重くはないけれど、特定の機能や商品カテゴリの出品に制限がかかるものがあります。これが「出品制限」です。この2つを混同すると、必要以上に不安になったり、逆に対応の順番を間違えたりすることがあります。
出品制限のよくある例を挙げます。特定のブランドや商品カテゴリへの新しい出品に、承認が必要になるケースです。特定のASINだけが停止の対象になるケースもあります。この場合、アカウント自体は普通に使えています。ほかの商品の出品や、売上金の受け取りには影響しないのが一般的です。
いっぽう、アカウント全体が停止された場合は、ログインはできても出品ができなくなります。売上金の入金も止められるなど、影響はずっと広くなります。通知メールが届いたら、まず「アカウント全体の停止なのか、特定の商品やカテゴリの制限なのか」を、落ち着いて見分けましょう。この見極めが、最初の動き方を左右します。
出品制限を解除するには、多くの場合、そのカテゴリの承認申請フォームから手続きをします。事業の内容、仕入れ先の情報、これまでの販売実績などの提出を求められることがあります。ふつうの改善計画書とは、書式が違う場合もあります。
軽い制限でも、そのままにしておくと、アカウント全体の評価に影響が出ることがあります。たとえば、複数のカテゴリで制限が重なっている場合です。制限の理由が「パフォーマンスの低下」など、アカウント全体の指標に関わるものである場合も同じです。こうしたときは、早めに対応してみてください。
「アカウント停止」なのか「出品制限」なのか、自分では判断がつかないときは、無料の状況診断ツールで整理してみてください。通知の文面をそのまま入力する必要はありません。状況を選択式で答えるだけで、おおよその位置づけが見えてきます。